あなたはアルコールを飲むときに、お水も飲んでいますか?
お酒に強いから、お水がなくても大丈夫?
お酒に強い体質を持ったあなたでも、意識的にお水を飲みながら、飲酒をしましょう。
ところで、お酒に含まれるアルコールは何%ぐらいあるか、ご存知ですか?
ビールのアルコールは、5%ぐらい。
日本酒は、だいたい15~20%。
多くのワインは、12~14%程度です。
ウィスキー、焼酎、スピリッツ(ウォッカ・ジン・ラム・テキーラなど)は、20~40度と様々ですが、たいていは水やジュース等で割って飲みますので、口に入るときのアルコールはもっと低いですよね。
さて、アルコールを飲むときに、なぜお水を一緒にとらないといけないのでしょうか?
それは、脱水作用への予防と、体内でのアルコールの分解作用を助けるためです。
アルコールには脱水作用があるので、水を飲むことで、飲み過ぎによる二日酔いのリスクを下げることができます。
水を飲みながら飲酒すれば、アルコールを分解する役割をになう肝臓の負担を減らしてあげることができます。
アルコールの処理能力は個人差が大きく、年齢・体重・性別・体質などによって異なります。同じような体格をした兄弟姉妹でも、不思議なことに、お酒が強い・弱いと、アルコールの耐性がちがうこともよくありますよね。
では、水さえ飲めば、いくらでも飲酒して良いのかというと、そんなわけはありません!
水分摂取によって、肝臓の負担を減らすことはできますが、肝臓が分解しないといけないアルコール量が減るわけではありませんので。
美味しいワインを飲むのは至福の時間ですが、いつまでも健康な体でいるために、くれぐれも節度を持って飲みましょうね。