レストランやバーに行くと、ソムリエさんがワインについて説明してくれますね。
その日のおすすめのワインを聞けば、初心者にもイメージしやすいようなわかりやすい言葉でいくつか紹介してくれますよね。
決して難しい専門用語を使っているわけではないのに、イメージがわきます!
実は、ワインの味わいを表現するのに、専門用語を使う方がラクなんです。
専門用語を使わないで、誰でもしっているような言葉でイメージを伝えるのは、とても難しいことです。
それをスマートに難なくやってくれるソムリエさん、とても素敵ですね!!
ワインの味わいのイメージを言葉に表すときにおさえたいポイントをいくつかご紹介します。
1.濃いか薄いか
2.甘いか辛いか
3.酸味が強いか弱いか
4.渋味が強いか弱いか
5.ボディが重いか軽いか
6.後味が長いか短いか
7.アロマ(香り)や風味については、
お花・野菜やハーブ・果物・スパイス・オーク樽の香りがあるかないかをまず確認してみてください。
その上で、具体的にどんな香りがするのか考えてみましょう。
たとえば、果物なら、
柑橘類(リンゴ・レモン・ライム・グレープフルーツ)
赤い果実(イチゴ・ラズベリー・赤いサクランボ・プラム)
黒い果実(ブルーベリー・ブラックチェリー・カシス・ブラックチェリー・)
ストーンフルーツ(桃・スモモ・アンズ)
トロピカルフルーツ(バナナ・ライチ・パイナップル・マンゴー・メロン・パッションフルーツ)
ドライフルーツ(レーズン・プルーン・いちじく・ドライアプリコット)
これらの要素は、ワインによって様々です。
ぜひ、紙やスマホなどに書き留めてみてくださいね。
今は、すぐに出てこなくても、訓練しているうちに、イメージする言葉が出てくるようになります。
イメージを言語化する訓練って、仕事や実生活でも役立つもの。
ワインの味わいを言葉で表現する楽しさを、一人でも多くのかたに味わっていただけると嬉しいです。