今日の東京は32度。まだ暑さに慣れていないせいもあり、ぐったりするほど暑かったです。
今からこんなに暑かったら、真夏はいったいどうなるんだろう…と一抹の不安を覚えるほど。
あなたは暑い日にはどんなスタイルのワインを選びますか?
よく冷やしたシャンパーニュ?
冷涼なエリアで作られたシャープでキレの良い白ワイン?
暑い日には、暑いエリアで作られているワインもおすすめです。
暑い場所で作られたワインは、暑い陽気の中で地元の人々に楽しまれてきたワイン。
ところで、ワインの世界の「暑い」とか「寒い」のは、具体的にどのエリアかご存知ですか?
暑いエリアとは、
−赤道に近い(緯度が低い)
−暖流の影響を受ける
−内陸に入った地域。沿岸の地域に比べて、夏は暑く冬の寒さが厳しい傾向にあります。
暑いエリアの代表は、シチリア島やスペイン南部でしょうか。
比較的温暖なエリアは、ローヌやイタリア中部などです。
比較的涼しいエリアは、ボルドー、イタリア北部などです。
寒いエリアは、
−赤道から遠い(緯度が高い)
−寒流の影響がある
−標高が高い
たとえば、
シャンパーニュ、ブルゴーニュ北部、ドイツのモーゼルなどが、寒い地域です。
今日はティオペペでクールダウン。
暑いスペインのへレス地方で作られている、とびっきり辛口のフィノ・シェリーです。
シェリーは、通常のワインとちがって、アルコール添加された酒精強化ワイン。ソレラ・システムという独特な熟成方法によって、アーモンドやトーストのような特徴的な風味と色が生まれます。
ティオペペは、いわずと知れたビッグブランド。全世界で飲めない街は存在しないんでは?
暑い日には、暑いエリアで作られたワインを飲むのも悪くないですね^^