なだ万×サントネージュ

東京のど真ん中で美しい夜景を堪能できる、赤坂のなだ万で、サントネージュワインのディナーに参加しました。

前回のルイ・ラトゥールのグランクリュワイン会に続き、とても興味深い内容でした。

お誘いいただいた時にまず思ったのが、

「え?サントネージュ??」

「高級和食店のなだ万で??」

私はワイン業界で20年ほど仕事をしているのに、恥ずかしながら、サントネージュというブランドが、これほど高品質なワインを作っているのを知らなかったのです。.

美味しいワインのブランドイメージがなかったので、高級店でディナーを開催するからにはきっとすごいことが起こっているにちがいない、と興味がわきました。

そして、ディナー終了後、やはりサントネージュのイメージが見事に、いいえ、期待以上に、覆りました!

テーブルでは、サントネージュワインの栽培トップの宮川さんと同席だったので、サントネージュワインにかける情熱や苦労を直接お伺いすることができました。

サントネージュでは、温暖湿潤な日本では栽培に不向きとされている(言い方を変えれば、絶対に育たない)ヨーロッパぶどう:カベルネ・ソーヴィニョンやメルロー他にチャレンジされてきました。

この不利な条件にして、これほどの品質のワインができあがるのは、日本人の努力と勤勉さにほかならないと、宮川さんがおっしゃっているのが、とても印象に残りました。

そう。品質の向上がめざましい日本のワインは、生産に携わる方々の努力のたまものなのです。

それでは、どんな努力をされているのか?

無数に実践している中で挙げられたのが、たとえば「ナイトハーベスト」。

「牧丘倉科畑のシャルドネ」などは、夜中の2時半に集合して、朝6時まで収獲作業を行うのだそうです。日が昇ると、収獲の時期には暑すぎて、柑橘類の香りが消えてしまうそう。昼間の収穫だってハードな作業なのに、真夜中の収穫作業は、さらに過酷な作業なんだそうです。

サントネージュワインのトップキュヴェには、山形県蔵王山麓のぶどうも使われているのも、初めて知りました。地球温暖化の恩恵を受けて、山形県でもぶどうがよく熟すようになったそうです。

温暖化が良いのか悪いのか複雑な気持ちですが、美味しいワインが作られるようになったのは、ワインファンとしては素直に嬉しいことです。

今回いただいたワインは、どれも繊細で、でも躍動感に満ちていました。栽培トップの宮川さんがおっしゃるように、和だしやしょうゆ・みそとの相性に優れています。日本のお料理には、やはり日本の気候風土で育ったワインが合うのですね。

自分が日本人に生まれてきたことを、改めて誇りに思えたディナーでした。

 

今日提供されたワイン:

サントネージュ スパークリング かみのやま産葡萄

サントネージュ 甲州樽熟 2017

サントネージュ 牧丘倉科畑 シャルドネ 2017

サントネージュ かみのやま中島畑 メルロー 2016

サントネージュ かみのやま奈良崎畑 メルロー 2016

サントネージュ かみのやま渡辺畑 カベルネ・ソーヴィニョン 2016

 

繊細な日本のお料理とワインを、日本古来の伝統衣装である着物を身にまとって、味わうディナーは格別でした。

『日本ワインに首ったけ』の上下巻を出版されたそらしどさん(著者・漫画家・写真家)と隣の席だったので、著書を購入がてら、直筆サインしてもらいました♡

全国のワイナリーを自分の足で取材して、2冊の本にまとめられた行動力に、ただただ敬服します。そして日本ワインへのリスペクトと情熱がすばらしいかたでした。

それから、2018ミス・ワインの準グランプリ 宮坂佳奈さんも、鮮やかな浴衣姿でご参加。長野県のご出身で日本ワインを応援する活動をされているそう。外見の美しさはもちろんのこと、内面もとても魅力的なかたでした。

最後に、今回も素敵な会にお誘いいただいた、アサヒビールの福北さんと手塚さん、ありがとうございました!

ミスター福北さんとは、以前ジャパンワインチャレンジ(ワイン品評会での審査)でご一緒して以来、上司に思えてならないんです(笑)

また次回の企画も楽しみにしています^_^

サントネージュワイン
https://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/ste_neige/

赤坂ジパング スーパーダイニング
https://www.nadaman.co.jp/restaurant/akasaka/
6月末まで、サントネージュのかみのやまのシャルドネ&カベルネ・ソーヴィニョンが、グラスで飲めるそうです!!

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