こんにちは!ワインの資格試験を目指す人のためのワインコーチ、川口 梓です。
オンラインの定期セッションで、受験生のお悩みに触れました。
「机には座れるし、やる気はあるんだけど、どうも進まないんですよね~、次の試験まであと1カ月なのに、ああ、どうしよう(汗)」
そういえば、私にもあったなぁ。。。
なんだか、無気力になってしまって、やる気がでない状態。いや、やる気はあるんだけど、行動に移せない状況。
4年間のWSETのディプロマ受験時代に、モチベーションが低くなってしまって、勉強がはかどらない時期って、何度もやってきました。
試験後に、燃え尽き症候群になってしまい、やる気が出ない、という場合もあります。
ディプロマの試験では、7つのPassをもらわないといけないので、一つ合格したらそれで終わり、というわけにはいかないのでね。。。
試験日が迫ってきているのに、エンジンがかからない、という時も。
そして、「ほんとに、やばい…」と焦る。
でも、進まないぃ~。
「もう、だめだ~」と自信を失ってしまう。
ワインの受験勉強は、半年スパンとか1年スパンで取り組む必要があるので、スランプあるあるです。
何年も走り続ける必要はないです。
常に全力疾走でなくて良いんです。
スランプは誰にでもやってきます。
勉強ばかりやってると疲れちゃうから、息抜きも必要です。
立ち止まるときだって、あります。
かっこ悪くても良いから、スランプの時の自分もひっくるめて、認めてあげることが大切です。
今日は、スランプ時の対処法をいくつかご紹介します。
★これだけはやる!というメニューを決めておく
一日のうちで、最低限、これだけはやっておく!というものを決めて実行するんです。 スランプ時にも続けられる勉強を用意しておくと、ほんの少しずつでも前に進むことができます。少しでもできたら、スランプなのに取り組んだ自分を、思いっきりほめてあげてくださいね。
★ルーティン化する
考えなくても勉強を継続できるように、ルーティンに入れてしまいます。
「朝起きた時の5分間だけ、アウトプット練習をする」
「ランチタイムは、10分勉強したあとに昼食をとる」
★時間や場所を変えてみる
学習の時間帯や場所を変えてみるのも、効果的です。
朝時間を活用するのも、おすすめです。
メンタル面において、一日の中で最も前向きでいられる時間帯です。
早朝は頭がすっきりしているので、勉強がはかどります。
一日がスムーズに過ごせる前夜から行動が変わってくるのも、うれしい副産物です。
★やらない
思い切って勉強をお休みしてみる
★ごほうびを先に与える
どうすると自分が元気になるか、手段を作っておくとモチベーションがアップする人も多いです。
どんなごほうびがあるとがんばれそうですか?
- 美味しいものを食べる
- とにかく早く寝る
- アロマを焚く
- ヨガで汗をかく
- ノートに感情を書き出す
- 好きな俳優に会う(YouTubeやDVDなどで)
- お気に入りの画像を眺める
- 瞑想するさんぽに出かける
- ドライブする
- 旅行に行く
受験生の望む結果が出せるように、朝時間を試験勉強の武器にしてもらうために、2月より朝勉をやっています!
火曜&金曜の、朝5時から6時までの1時間、画面OFFの状態でZOOMをつないで、各自で自習をしています。
ルールは、開始前に、その日取り組むことを宣言するだけ。
とにかくこの1時間は、黙々と自習をします。
たかが1時間なんですが、はかどるはかどる!
しかも朝勉をした日は、なぜか、1日がスムーズに回っています。
ひとりじゃない!、というのも大きいです。もう少し寝ていたいけど、●●さんが待ってるから、起きなきゃ!と、自分自身を奮い立たせることができています(笑)
この記事の冒頭でお話しした受験生ご自身も、早朝勉強を取り入れたところ、モチベーションが戻ってきたようです。
ZOOM朝勉の火・金以外の日も、早朝からお勉強をされているとのこと、また新たなリズムで取り組まれていて、私もとてもうれしいです。
最後に、、、
スランプに陥るのは、頑張っている証です。
調子が上がらないときは、少し立ち止まって、ご自身にごほうびをたっぷりあげてくださいね。
そして、学習の進め方や生活リズムを、見直してみてください。
いつも、応援しています。