あなたは、カリフォルニアワインと聞いたら、どういうイメージが浮かびますか。
「やすい」
「大量生産ワイン」
「濃いワイン」
「甘いワイン」
「二流品」
かつて、そういう傾向のワインがたくさん作られた時代はありました。
しかし、
現在のカリフォルニアワインを正しく表すキーワードは、
「高級ワイン」
「少量生産ワイン」
「重くないワイン」
「甘ったるくないワイン(デザートワインを除く)」
「高品質ワイン」
「洗練されている」
「多種多様」
などがふさわしいです。
<カリフォルニアワインは、多種多様>
カリフォルニアでは、さまざまなスタイルのワインが作られています。白ワインひとつをとっても、さわやかですっきりとしたタイプから、コクがある長期熟成タイプのものまで、ありとあらゆるスタイルのワインが日本にも輸入されています。
ですから、カリフォルニアワインをひとくくりすることは到底できません。
ではなぜ、カリフォルニアワインは多種多様なのでしょうか?
カリフォルニアは日本より広大な面積をもち、地形や土壌が多様です。
すぐ横を流れる寒流の影響により、海から吹いてくる冷たい風のせいで、海から近いエリアは夏でも冷涼な気候です。
また、海風の影響を受けない内陸では、暑いエリアが広がっていますが、標高や地形によって冷涼な場所もあります。
つまり、産地によって気候条件がそれぞれ。ヨーロッパの生産者をがんじがらめにしているような(笑)伝統的なワイン法がありません。そのため、トライ&エラーを繰り返しながら様々な品種が植えられています。
結果的に、スパークリングワインから、白、ロゼ、赤、デザートワインに至るまで、実に多種多様なワインが作られています。
<カリフォルニアワインは、高品質>
カリフォルニアは雨がほとんど降りません。年間を通して太陽がさんさんと降り注ぐ場所。ぶどうの樹を育てるための感慨設備が必要な畑が大部分ですが、雨が少ないおかげで、カビや腐敗や害虫のリスクがとても少ないです。水さえ与えておけば、良いぶどうが育つ地なのです。そのおかげで、収獲されるぶどうのクオリティがとても高いため、高品質のワインが生み出されれるのです。
とにかく、どのワインを飲んでも美味しいんです!
値段はピンからキリまでですが、低価格のワインでも安定した味わいを保っているのが、カリフォルニアワイン。
<カリフォルニアワインは、地球や人間にやさしい>
カリフォルニアは、世界でもいち早く21世紀初頭から、環境や社会にやさしく、自然環境に配慮した農業への取り組みを開始しています。
化学肥料のかわりに有機コンポスト(たい肥)を取り入れたり、殺虫剤や除草剤を使用するかわりに益虫や益鳥を活用したり、太陽光や風力を使った発電や水資源のリサイクルなど、サステイナブルな取り組みでは、世界を大きくリードしています。
<カリフォルニアワインのSNS(バイザグラス)キャンペーン>
カリフォルニアワイン協会が、毎年4~5月に行っているバイザグラスキャンペーンは、まもなく5月末で終了になります。
https://calwines.jp/btg2019/campaign.html
どういうキャンペーンかというと、参加店は事前にエントリーして、カリフォルニア産のワインをグラスで何種類か提供します。
消費者は、キャンペーンの参加店でカリフォルニア産のグラスワインを飲んで、楽しそうな様子を撮影し、Facebookやインスタに投稿します。
投稿するときには、参加店の位置情報と指定のハッシュタグ(#カリフォルニアワインを楽しもう または #calwines)をつけて応募完了。
厳選な審査の結果、当選した人には、サンフランシスコ行きのペアチケットやカリフォルニア産のワインやチーズがあたるというキャンペーンです。
私も期間中、Instagramから何度か投稿しましたよ^^
当選しますように!!