ソムリエ協会のワインの認定試験を受験される皆さま、お勉強おつかれさまです!!
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もうすぐですね^^試験対策は順調に進んでいますか?
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筆記がやばい!という人。
テイスティング(試飲)が自信ない!という人。
焦りのあまり、もはや何から手をつけたら良いかわからない人。
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勉強時間の確保も、難しいですよね。
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お家のことやお仕事との両立に苦労しながら
がんばっている人がたくさんいらっしゃるでしょう。
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ワインの試験に合格するための一番の近道は、
ワインスクールの対策講座でみっちり学ぶことだと思います。
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実際の試験と同じような条件で、頻出のワインを
効率よく学ぶことができますよね。
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なんといっても、
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香りや味わいなどの模範コメントを
もらえるのが貴重な場です。
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そうは言っても、
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スクールに通う時間が確保できない
という人もいると思います。
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そんな人に向けて、
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ワインがなくてもできる
テイスティング対策法をご紹介します。
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私は「エア・テイスティング」と呼んでいますが、
「ドライ・テイスティング」という言葉も使われています。
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ワインの最難関試験である
イギリスWSETのDiplomaへの挑戦中、
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4年間の受験中、丸2年は
妊娠・授乳でワインが飲めませんでした。
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ワインが飲めないで挑戦するなんて、
絶体絶命だー(>_<)と、
当時は嘆いていましたが、
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よく考えてみると、
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ワインが飲めなくてもできる勉強は
たくさんあったのです!
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むしろ、
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夜間でも早朝でも、
常にアルコールが入っていない状態!
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二日酔いで勉強できないなんてこともなく、
集中力の質を高い状態を保てていました。
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そのエア・テイスティングとは。
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まるで本当にワインを試飲しているかのように、
コメントを書き出す訓練です。
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たとえば、異なる品種の白ワイン3種類について、
コメント書きをするのです。
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①樽熟成されたカリフォルニアのシャルドネ
②ボルドー産のフレッシュなソーヴィニョン・ブラン
③アルザス産のリースリングのグランクリュ
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この3つのワインについて、
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ワインを飲まずに(テイスティングせずに)
一連のコメントを書けるように練習するのです。
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試験で出るワインは、パターンがあり、
出るワインの傾向は、ある程度決まっています。
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どんなワインが出ても書けるように(識別できるように)
ワインの種類ごとに、コメントを書く練習をするのです。
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特定のワインのコメントを書き出す練習は、
筆記試験の対策にも大いに役立ちます。
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ワインを用意しなくてもよいので、
ちょっとした時間に練習できます。
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たとえば、
ロワールのミュスカデの特徴を、
書き出せますか?
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ワインがなくても書き出せるようになれば、
だいぶ力がついたということです。
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そういった練習をふだんから積み重ねていき、
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実際にワインを試飲できるときには、
頭の中に身につけた知識を総動員し、
自分自身の感覚に落とし込んでいきましょう。
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スクールやお店だと、試飲できる量が限られていますが、
自前のワインをテイスティングする場合は、
コメント書きを、何度でも繰り返しましょう。
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私の場合、抜栓後3日ぐらいは、
同じワインで試飲の練習を繰り返したものです。
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ここで、ちょっとした楽しいゲームをご紹介します。
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試験仲間がいるなら、気分転換をかねて、クイズを出し合ってみましょう。
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ワインの名前や情報は伏せて、自分のテイスティングコメントだけを相手に知らせます。そして、なんのワインか当ててもらうのです。
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テイスティングコメントが正確であれば、ある程度勉強している相手なら、どのワインか言い当てられるでしょう。
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まったく違うワインの名前が出てきたなら、あなたのテイスティングコメントが少し違っているか、お相手のワインの知識が足りない可能性もあります。
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お酒を飲めないから、時間がないから、テイスティングの対策ができない、なんてことはないです。
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ワインがなくてもできる勉強や練習はあります。
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こまぎれの時間を上手に使って、合格通知をゲットしてくださいね!
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