絵画や絵画を鑑賞するときに、あなたはどういうフィルターでみますか?
ワイン大好きな私は、絵画も映画も、ついつい「ワイン」というフィルターで見てしまいます^^
ワインを通して、作者からセリフのないメッセージを受け取っているのです。
たとえば、
印象派のクロード・モネ(フランス)の『草上の昼食(1866年)』
絵に出ている貴族が余暇を楽しんでいる森は、パリ郊外にあるのではないでしょうか。
ということは、飲まれているワインは、その近辺で生産されていて手に入れやすいロワール産かもしれません。もしかしたら、ワインにはこだわりがあるので、ブルゴーニュ産の上等なワインをパリから持ってきたかもしれませんね。
白いテーブルクロスの上に並べられた、ローストチキンやキッシュ、それにワインは、豊かさや幸せの象徴。これから楽しい時間を過ごすことを予感させる場面です。
アウトドアだというのに着飾っている夫人たち。富や贅沢を象徴しています。
絵をみていると、どこまでも、どこまでも、妄想が広がっていきます。
なにか、特定のフィルターで絵画をみると、客観的にみたり、他の絵画と比べてみたり、妄想を楽しんだり、いろんな見かたができておススメです^^
あなたはどんなフィルターで絵画や映画をみますか?